• テキストサイズ

partly cloudy 【ヒロアカ】

第38章 校外研修会






その後、振り分けられた部屋へ移動して
少人数でのグループディスカッションに
先日頑張って仕上げたレポートの発表。


レポートは振り分けられたグループの中で優秀賞をもらえた。
しかし、先ほどの公安委員会からの教育方針とはかけ離れた意見のレポートだったからか、公安が選んだ中では優秀賞に選ばれることはなかった。
でも悔いはない。自分にとっての教育をまとめたつもりだから。


Msジョークとはグループが別れてしまったので
レポートの内容を知ることができなかったが
本人曰く、最後はテキトーに仕上げた。とのこと。
私の徹夜続きの話をすると「クッソ真面目!」と爆笑していた。
個性が発動したのか私だけでなく周りも釣られて笑い、
私たちの周囲が異様な笑い声で溢れていた。
それを見てさらに周りも笑っていて
懇談会はかなり和やかな雰囲気で楽しめた。


「雄英って教師は全員プロヒーローなんですよね!?」
「オールマイトの授業とか受けてみたいな~!」

様々な学校の先生方とお話しできて楽しかった。
何名か、ファンです!と言ってくれる先生もいた。


「クラウディア、Msジョーク!
この後、もう一軒行きませんか?」


「行く行く~!!」
「あ、はい、私も是非。」


圧倒的に男性が多いヒーロー科の教師。
何人かの男性教師が声を掛けてきた。
うーん、今日は早く戻って消太くんとゆっくり過ごそうと思っていたけど、そうも言い出せない空気だ。
Msジョークとはもう少し話したいからいいか。



「では、駅前の飲み屋でいいですかね!」


ゾロゾロと会場を出る。
気が付くと周りを男性の先生に取り囲まれている。




/ 446ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp