• テキストサイズ

partly cloudy 【ヒロアカ】

第25章 強敵






「……あの、よかったら友達として、また会ってもらえませんか?
もっと霞さんとお話ししてみたいですし、もっと私のことも知ってもらいたいです。」


「……では、お友達として。
ワインのお店、楽しみにしています。」


パァーッと馬合さんの顔が明るくなり、私も笑顔を返した。
連絡先を交換してから、会場の中にいたひざしくんの元へ送ってもらい、馬合さんと別れた。





「ひざしくん、ごめんね。
一人にしちゃって。」


「ノープロブレム!
見ろよ、このお名刺の数。
デルモのお姉ちゃんにもキャーキャー言われちゃって、オレ満足。」


ひざしくんはひざしくんで
ちゃっかり楽しんでいたらしい。



「んで?どうだった?」


「良い人だったよ。
今度、美味しいワインのお店連れて行ってくれるって!」


ワイン、楽しみ〜!と浮かれていると
ひざしくんが呟いた。




「こりゃ〜、強敵現わる。だねぇ。」




/ 446ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp