• テキストサイズ

partly cloudy 【ヒロアカ】

第24章 文化祭





「ちょっとォ、霞ちゃん!!
なーにニヤニヤしながらチビチビ飲んでるのよぉー!
一発芸、披露しなさい!一発芸!」


なるべく気配を消していたつもりなのに、酒癖の悪いミッドナイト姐さんに捕まってしまった。
これは何かするまで解放してもらえない……。

うーん、何しようかな……。


と、悩んでいると玄関がガチャッと開いた。




「……何をしているんだい?」


「こ、校長!!!」


「お祭り騒ぎもいい加減にしなさい!」



ピシャリと放たれた校長の一言で教師陣の打ち上げ会は終了となった。

普段、生徒たちを叱る立場の先生方が叱られているのを見るのは新鮮だ。



空いたお皿をキッチンに運んでもらい、私は洗い物をする。
他の先生は缶を片付けてたり、机を拭いたり、全員参加の後片付け。

そうして、ようやく解散となる。



「白雲くん、ちょっといいかな?」


洗い物を終えたタイミングで校長に声をかけられた。




/ 446ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp