• テキストサイズ

partly cloudy 【ヒロアカ】

第2章 雨と雲






「インターン先、正式に決まったんだ〜」



「おう!ショータと一緒に香山先輩のインターン先でお世話になることになったぜ」



お兄ちゃんはショータくんと一緒で嬉しそうだ。
学校ももうすぐ夏季休業に入るし、
なかなか消太くんにも会えなくなってしまう。


私は私で林間合宿が迫っていて
一年は一年なりに忙しい。





お兄ちゃんはインターン先へ出勤して行った。

私は林間合宿のため、学校へ向かう。



「おはよー!」

「おはよう、霞!
ついに林間合宿だねぇ!」



お菓子、何持ってきた!?
女子たちで固まってバスに乗り込み
クラスみんなでカラオケをしながら
合宿先へ向かう。

みんなすっかり旅行気分。
もちろん私も含めて。



「よーし、各自荷物を降ろして
体操服に着替えて集合だ!」



合宿先へ到着し、担任の先生が号令をかける。



一度部屋に行って着替えた。
女子は人数が少ないため
布団を敷いても割とスペースが残るくらい広い。

トイレ、お風呂、洗面所は別。
お風呂は広い大浴場らしい。楽しみ。



「夜、男子部屋遊び行こうよー!」



「あたし、トランプ持ってきた!!」



これから訓練が行われるのに
みんな元気いっぱい。




全員準備が終わって外に集合すると
先生から訓練の説明があった。

合宿の目的は個人の体力強化に個性伸ばし。
1学期にやってきた事を
さらに集中して伸ばしていく。


各々でやることを考え、実践する。

私は個性伸ばしは割と順調なので
先生と相談した結果、
今回の合宿では体力強化中心にすることになった。


林間合宿は山間部で行われるので
個性を使わず、崖登り・山道ダッシュをすることに決めた。
かなりハードだけど、Puls ultraだ!


/ 446ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp