第1章 case*1 リヴァイ·アッカーマン
リヴァイの片手がの脇腹を擦り、ゆっくりと撫で上げる。
膨らみを手の甲が掠めると気がふれてしまいそうな程に快楽が身体を駆け巡り、瞳からは涙が零れ落ちた。
リヴァイは首筋から牙を抜きの顎を持ち上げると指をねじ込み人差し指と中指で舌を挟んだ。
舌に牙を突き立てるとの身体は微かに震え、舌から脳裏を甘く痺れさせた。
呼吸は荒く、身体の力は抜けきったをベッドまで運ぶと乱れた衣服を全て剥ぎ取った。
喘ぎ声すら出せないを眺めながら、腕を組み何かを考える。
ほんの数秒。
自身のボトムをずらし猛るものに手を添えると無遠慮にの中へ沈めた。
両手で腰を抑え付けの身体を揺らし、何度も何度も激しく腰を打ち付ける。
首筋に牙を突き立て血を啜りながらの中へ精を吐き出した。
の子宮のある辺りにはハートで描かれた紋様が浮かび上がった。
リヴァイは満足そうに紋様に触れる。
「"これで"契約成立だ」
の意識はないままに何かの契約は本当に成立してしまった。