• テキストサイズ

白を厭い、白に憧がる【ONE PIECE】

第2章 白い光


それから船に一度荷物を置き、自分の分の買い物を済ませる

元々はおじさまとの暇つぶしの延長だったから着替えもほとんど無い状態だった
すぐ島に寄れたことは本当に幸運だったな…





『下着類はこれだけあればよくて…あとは服と靴と…薬も少し持っておくか…』





グランドラインは気候がでたらめだ
気候に合わせた服はもちろん、洗濯が1週間出来ないこともある
変えは多い方がいい
靴も濡れたりした時のために今履いているものと合わせて最低でも3足は持っておくべきだろう

薬は別に拍鉛云々に関係なく、火傷だったり切り傷だったり、そういう簡単な傷用の傷薬と風邪薬くらいは必須だ
それと消毒液とガーゼと鎮痛剤と…絆創膏もいるな…




他にもぶらぶら店を回り、両手に大きな袋を2つずつ抱える頃にはもうずいぶん時間が経ってしまっていた

船に乗せてもらう以上それなりに設備は借りることになるだろうが、いまいち勝手がわからない
何がどれだけあって、何を使って良くて何がダメなのか
もちろん私もお金は出すつもりだけど、その辺りも後で確認しないとな…


比較的優先度が高いものは揃ったけど、短期間の航海ならまだしも先の予定がわからない航海なら話は別
私もおじさま以外との航海や船の上が生活の基本になるのは初めてで、その辺りはもう未知の領域だ


もうそろそろ帰らないと…





私は腕の中の荷物を一度抱え直すと港の方へ足を進めた
/ 291ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp