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白を厭い、白に憧がる【ONE PIECE】

第8章 白兵戦


「よし!じゃあ、

キャプテンの懸賞金アップを祝して、、、




「「「かんぱーい!!!!」」」











ガシャン!!











甲板に大量のお酒と料理を囲み、みんなでわいわいと騒ぐ。

いつもは無駄にうるさいのを嫌うローも今日は少し笑ってお酒の入った瓶を傾ける。











「はぁ〜にしても、、、
この写真いつ撮られたんだよ。」

「背景が海だから多分海戦の時だよね。」

「「「超カッコいい。」」」











手配書の中のローは顔に水飛沫がかかって、それがなんとも言えない色気を醸し出している。

刀にも血が滴っており、その中で不敵に笑うローは確かにかっこいい。

これが全世界に配られたら少なからず彼のファンになる女の人は沢山いるだろう。











ーチクリ











?肺の穴は完治したはずだけど、、、何かチクリと胸が痛んだ。














「…どうかしたのか。」

『ううん、大丈夫。』














…?

気のせい?











「そういや、ウォーターセブンのエターナルポースが手に入ったこと、鷹の目にも連絡しておくべきか。」

『そうね。
宴が終わったら私から連絡しておくわ。』

「あぁ。頼む。」











おじさまもこの記事読んだかな。












『…何にしても、名が売れるのはおめでたいことよね。
ロー、おめでとう。』

「あぁ。
半分はお前の戦果だが、額が上がって悪いことはねぇ。」

『箔が付くわね。』

「ふっ、まぁな。」












ローはニヤリと笑うように浮かぶ三日月に視線を向けると、上機嫌で瓶を煽った。
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