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白を厭い、白に憧がる【ONE PIECE】

第5章 白銀


朝、ローは朝食を取るとすぐにシャチとペンギンを連れて街へ行ってしまった。

もしかしたら今夜は帰らないかもしれない、とも言っていた。

私は早速昨日貰ったニット帽を被って、ベポと一緒に甲板の雪を降ろしていた。

サクサクという音が心地いい。



「これだけ雪があったらカマクラ作れそうだなぁ」

『カマクラ?』

「雪で作る小さな小屋みたいなやつだよ。
どうせ暇だし、作ってみる?」

『うん!』



私とベポはさっさと甲板の雪かきを終わらせてカマクラ作りに取りかかった。
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