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白を厭い、白に憧がる【ONE PIECE】
第2章 白い光
おじさま、私ね、2年前からずっと暗い洞窟の中にいるみたいだったの。
光なんて見えない。
いや、消えてしまうと分かっている光なんて、見たく無かっただけなのかもしれない。
でもね、
2年ぶりに見た光は、すごく綺麗でね、
手放し難かった。
おじさま、
私ね、海が、自由がこんなに綺麗だったなんて、知らなかった。
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