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鏡の国で魔法にかけられて…‧*˚✩︎‧₊˚【ツイステ】

第6章 ジェイド 危険なうつぼの狂愛꙳✧˖°⌖꙳


怒りを孕んだ低い声が耳元で響き、肩や背中に噛みつかれる。
その嫉妬に塗れた狂熱の行為でさえも愛しくて、苦しくて、気持ちいい。

「先輩っ…はぁんっ、あぁっ…っ!!」
脚が震えて腰が抜けて、もう立ってられない…
前のめりに崩れ落ちる私を先輩がぐっと支え、窓に押し付けられて、ぐにゅっと胸が潰れる。

目線の先には…えっ!?
恐る恐る顔を上げると、ヴィル先輩が目の前に立ち、じっと鏡(私)を見つめている。
ちっ、違うよね…。見えてないよね?
ヴィル先輩が見つめてるのは彼自身で、私じゃない…頭では分かっているのに、心臓が痛いぐらいに激しく脈打つ。

私たちを隔てるのはたった一枚のガラスだけ。

"見られてはいない、だけど見られている"
その淫乱な状況に羞恥心が煽られて、先輩の形を自分でも認識してしまうほどに、中を締めつけてしまう。

「もしもヴィルさんに、貴方の姿が見えていたら…と思うと嫉妬で殺意が芽生えますね。ふふ、冗談です。存分に見せつけましょうね。」
「やぁっ…!壊れちゃ…ひゃぁぁっ!あぁっ…」
"貴方は僕だけのもの"と身体に刻むように、容赦なく捩じ込まれ、突き上げられて、あまりの快感に何度も何度も達してしまう。

こんなのやめて欲しいのに…恥ずかしくて堪らないのに、身体はどんどん敏感に快感を拾い上げて、お腹の奥はきゅんきゅん疼き続けて…

「莉冬さん、もっと僕の名前を呼んでください。もっと…もっと僕を求めてください。」
「ジェイドせっ…あっ、あぁっ…気持ち、い…先輩っ、もっとぉ…あぁぁっ…」
ヴィル先輩が目の前にいる事なんて微塵も考えられないほどに、頭も身体もジェイド先輩でいっぱいになる。

もうだめ、なのに…もっと、もっと…欲しい…
身体はもうとっくに限界のはずなのに、気の狂うほどの快感に私は乱れに乱れ、もう理性なんてどこかに消え去って、ただただ快感に溺れていく。

「まだ全然足りません。貴方をこんなに気持ちよくできるのは僕だけでしょう?僕がいないともう生きていけませんよね?」
「ジェ、ジェイドだけっ…ずっと一緒に…ひゃぁぁっっ!」
「くっ……!莉冬っ…」
震えるほどの快感に悶えて甘い悲鳴を上げる。
2人一緒に絶頂を迎え、お腹の奥にじわっと広がる熱を感じながら、全身の力が抜けてぺたんと座り込んだ。
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