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鏡の国で魔法にかけられて…‧*˚✩︎‧₊˚【ツイステ】

第2章 クルーウェル 意地悪な大人の甘い躾꙳✧˖°⌖꙳


「何で…そんな薬っ!?」
「お前にかけられた魔法に薬の抗体があるのか知りたかった。」
「えっ?」
「だが…思った通りだな。学園長の魔法はお前が何らかの薬を服用すると解けてしまうようだ。」
「っ!私っ…!」
私は自分の髪や身体が女子に戻っていることに気づく。

「学園長が、お前自身に魔法を維持する力がない時にはこの魔法は解けてしまうと言っていただろう?薬を服用する事はそれに当てはまるようだな」
先生は私の長い髪を掬い、指先に絡ませる。
その艶っぽい仕草に心臓がばくばくと音を立てる。

「先生っ…」
「しかしこれでは採寸ができないな?サイズが変わってしまった」
先生は私のシャツから覗く胸元の谷間をツーっと指でなぞる。

「んんっ…はぁ…っ…!」
私は感じたこともない身体の甘い疼きに襲われる。
「可愛い声だな?感じてるのか?」
先生は意地悪そうに微笑むと、耳にふっと息を吹きかける。

「んっ…!やっ…あっ…だめぇ…」
「身体は喜んでいるようだが?」
「先生っ!意地悪…っ…」
はぁはぁと荒く呼吸する私を落ち着かせるように、背中を撫でる先生の手の感触さえも今は甘い刺激になる。

「まぁ…その薬の効果はせいぜい5分。すぐに元に戻る。今後は薬には十分用心しろよ?」
先生が手を離すと身体に宿った熱が急に離れて、一気に空虚感に襲われる。

「先生…もっと…」
私はもう一度甘い快感が欲しくて堪らなくなり、咄嗟に先生にぎゅっと抱きつく。

「おい?」
「先生に触れてほしい…」
「Bad girl.教室で発情するなんて悪い仔犬だな?」
先生は私を抱き上げ教壇に座らせると優しく頬を撫でる。

「だって…んっ!…はぁ…先生っ…」
「悪い仔犬には躾をしないとな?」
「あっ…んんっ…!ふぁ…あぁ」
「Shhhh! 隣の教室は授業中だぞ?」
先生は色っぽく噛みつくような激しいキスで私の唇を塞ぐ。
甘くほろ苦い煙草の香りが残るその大人のキスに頭がくらくらする。

「んっ…あぁ…っ!…せん…せっ…」
少し開いた口の隙間から舌が入り込み、口内の隅々まで刺激されるともう呼吸さえままならない。

なにこれ…
こんな気持ち良いキス知らない…
キスだけで頭が、身体が溶けそうになる。
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