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鏡の国で魔法にかけられて…‧*˚✩︎‧₊˚【ツイステ】

第6章 ジェイド 危険なうつぼの狂愛꙳✧˖°⌖꙳


いつも腹黒くて策士な先輩だけど、二人の時はすっごく甘えん坊だったり、抜けているところもあるんだよね。

一日の終わりには今日の頑張った事を報告してきて、私に頭をぐりぐり擦り付けて"褒めて!撫でて!アピール"するところとか。
アトランティカ記念博物館で買ったお揃いのキーホルダーを私が付けていなかったら、子供っぽく拗ねちゃったり。
朝が弱くて、うっかり私にタメ口で話して、すいませんって照れるところは悶絶です…。

あれれ?そう考えるとジェイド先輩ってすごく可愛くないですか?

なんて…惚気てる場合じゃなくて!

気づけば四六時中、一緒にいる私たち。
選択授業も同じだし、お昼休みも放課後も、夜も先輩はずっとオンボロ寮で過ごしていて…。

「僕たちは番なのですから、一緒にいるのは至極当然ですよ。」
先輩は番とはずっと一緒にいたいタイプらしくて、片時も離してもらえません。
一人で街に買い物に行きたくても「ご一緒しましょう」って言われちゃうと断れないし…。

普段はそれでも幸せだし、楽しいけど…だけど!
3日後はジェイド先輩の誕生日なのです!
感謝の気持ちを込めて、手作りのプレゼントを贈りたいのです!

大好きな先輩に会えないのは辛いけど、今はぐっと我慢して誕生日に向けて準備しなきゃ!

私は早速、Mr.Sのミステリーショップへ向かう。
まずは材料を買い揃えなきゃ!
もう何を作るかは決めてるんだっ♪

ふふ。先輩…喜んでくれるかなぁ?
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