• テキストサイズ

鏡の国で魔法にかけられて…‧*˚✩︎‧₊˚【ツイステ】

第5章 レオナ 獅子様は仔猫を溺愛中꙳✧˖°⌖꙳


「くっ…気持ちいいだろ?よりにもよってこんな姿になりやがって…。俺が思う存分可愛がってやる。」
舌舐めずりしながら意地悪に微笑むと、私の首筋にツーッと舌を這わせる。
獣人特有の少しザラザラした舌が気持ちよくて、身体が熱を持ち始める。

「やっ…待って…先輩っ!」
「ねこ科の雄と雌の番がやる事なんて…気持ちいい事しかねぇだろ?肉食動物同士なんだ。いつもよりも濃厚に求め合わないとなぁ?」
全ての動物の頂点に君臨する"ライオン"の先輩に、仔猫の私が抵抗出来るはずがない。

「くそっ…他の雄の匂いなんて付けやがって…」
グルルルル…敵を威嚇するような低い音が喉の奥から響いてくる。
「あっ…クルーウェル先生が…ここまで運んでくれて…ひゃっ!」
先輩は私の肩に思いきり噛みつく。

「お前に触れていいのは俺だけなんだよ?なんで一番先に俺を呼ばなかった?」
「あっ…んっ…ごめんなさ…ふぁ…あぁ」
あっという間に一糸纏わぬ姿にされ、柔らかい肌の食感を愉しむように舌で舐めては甘く牙を立てられる。

「お前は俺様の物だって散々身体に教え込んでやったのに…まだ足りないようだな?」
鎖骨、胸の上、お腹、太腿、背中…全身を先輩の色に染めるかのように何度も何度も肌に噛みつかれる。
独占欲に塗れたその痛みさえもどうしようもなく気持ちいい。

「こんな姿見たら先輩…絶対意地悪するからっ…だからっ…あぁっんっ!」
「好きだろ?俺に苛められるのが。いつも善がってんじゃねぇか。」
「んっ…いやぁ…」
「何が"嫌"だよ?そんな蕩けた顔しやがって。その姿になっていつも以上に感度も性欲も増してんだろ?」
「っ…あっ…身体中熱くて…レオナ先輩の香りが強くて…声が…指が心地いい…」
「くっ…ちゃんとお前の"番"が誰か分かってんじゃねぇか。」

先輩がよく口にする"番"の意味が今ならいつもより深く理解できる気がする。
"恋人"よりももっと深く本能が求める相手。
五感全てに導かれるようにどうしようもなく惹かれてしまう。

「骨の髄まで愛してやるよ?」
「っ…!」
うっとりと陶酔したように微笑む先輩の囁きは、あまりに官能的で身の危険を感じるほどなのに…私の身体はこの先の快楽を期待するかのように疼き出す。
もう絶対に逃れられない…。
/ 74ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp