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鏡の国で魔法にかけられて…‧*˚✩︎‧₊˚【ツイステ】

第4章 イデア #尊い君#沼な僕꙳✧˖°⌖꙳


嬉しい。苦しい。泣きそう。愛しい。
感情がぐちゃぐちゃになって溢れ出す。

「あっ…んっ…ずっと…側にいてくれる?ぜ…絶対に…離れない?」
「はいっ」
彼女は欲望を小さな口にぱくっと含むと赤く柔らかい舌でチロチロと舐め始める。
乱れた髪を耳にかけ直し、時より僕を上目遣いで見つめる彼女があまりに官能的で身体がぶわっと一気に紅潮する。

「ふぁ…大きっ…んっ…せんぱ…っ…」
「んんっ…!莉冬氏…好きっ…大好きっ…!」
唾液を絡ませたねっとりとした濃厚な舌使いに、呼吸も困難なほど溺れていく。
彼女が僕の為にしてくれている動作一つ一つが僕の僅かな征服感を満たしていき、彼女が僕の物だと錯覚してしまう。

「っ!…そこっ…きもちい…んんっ!」
欲望の裏側を根本から先端に向かってツーっと舐められると、あまりの快感にびくっと身体が震える。
彼女は僕の反応を見ると嬉しそうに微笑み、それを何度も繰り返す。

くちゅ…くちゅ…じゅぽっと部屋中に厭らしい水音が広がる。

僕の身体は震え、この甘い快感に恐怖さえ感じる。
もう…気持ちよすぎておかしくなる。
この快感が過ぎ去ったら自分はどうなってしまうんだろう。
彼女の温もりを知ってしまった僕は、手放すのが怖くなって…闇に堕ちた野獣と化すんじゃないだろうか。

「あっ…!もぅ…イっちゃう…!はぁ…口を…んっ…離してっ!」
「んっ…このまま…出して?」
「あっ…だめだめ!!のっ…飲んじゃだめ…莉冬氏が穢れちゃう!」
「せんぱ…ふぁ…全部…私にくださいっ…」
「あっ!…っ!…はぁはぁ…」
脳天を突き抜けるような快感が全身に広がり、びくびくっと腰を震わせて彼女の口内に欲望の熱を放った。

「んっ…はぁはぁ…。先輩…嬉しい…」
それをごくっと飲み込んで、はにかむように微笑んでくれる彼女。

あぁ…こんな僕を受け入れて愛してくれるなんて彼女が初めてだ。 
初めて自分の存在を肯定してくれた特別な人。

もう僕には莉冬氏しかいない。
莉冬氏だけ…。
莉冬氏を絶対に離さない。
僕は彼女をきつくきつく抱きしめる。

「先輩…?」
「莉冬氏…好き大好き愛してる…。もう僕我慢できない…莉冬氏を全部ちょうだい」
僕は彼女をベッドに押し倒して、身に纏っているものを取り去る。
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