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鏡の国で魔法にかけられて…‧*˚✩︎‧₊˚【ツイステ】

第4章 イデア #尊い君#沼な僕꙳✧˖°⌖꙳


「うっ…ぼ…僕も男なんですぞ!?」
僕は、なけなしの勇気を振り絞って莉冬氏をベットに押し倒す。
「イデア先輩…」
熱を宿した瞳で僕を見つめる莉冬氏。

夢にまで見たこの瞬間に、僕の心臓はばくばくと音を立てて、今にも爆発してしまいそうだ。

「女の子の…莉冬氏が見たい…ですぞ」
「ふふ。先輩が魔法解いてください」
「う…うん…。魔力無効魔法でいいのかな…いっ…痛くないかな?」
緊張しながら呪文を唱えると、彼女の身体がぼんやりと淡く光り、ふわっと長い栗色の髪の毛や凹凸のある丸みを帯びた身体の曲線が現れる。

「莉冬氏…!」
そのあまりに可憐で美しい姿に僕は呼吸さえも忘れて、ただただ彼女を呆然と見つめる。

「あの…先輩?それで…こんな私でよければ先輩の彼女になる資格をもらえますか?」
「っ!…もうなんなの…可愛すぎずるかわ天使尊い辛い無理しんどい永遠に推せる…貢がせて…」
僕は彼女をぎゅっと強く抱きしめる。

「えっ?貢ぐのはダメですよ」
「貢ぐ。永遠に。好き大好き…もう永遠に離しませんぞ」
「ふふ。不束者ですがよろしくお願いしますね?」
優しく髪を撫でてくれる彼女が愛しすぎて、もっともっと欲しくなる。

「んっ…先輩…あっ…!あぁ…ふっ」
彼女の唇を優しく塞ぐと可愛い声が漏れる。
いつもより甘いその声をもっと聴きたくて、何度も何度もキスをする。

優しいキスはどんどん深くなってお互いの舌を濃厚に絡ませていく。
熱い。甘い。柔らかい。気持ちいい。

「あっ…んんっ…先輩っ…!ふぁ…んっ」
彼女の下唇を甘噛みし、口内の隅々まで舌を這わせる。
このまま彼女を食べ尽くしてしまいたい。

「あぁ…!苦しっ…先輩っ…んっ…!はぁはぁ…」
お互いを繋いでいた銀色の糸がぷつりと切れた瞬間、彼女は乱れた呼吸を繰り返す。
その健気な姿は僕をさらに煽り、欲望がぞくぞくと疼き始める。

「ぼっ…僕…莉冬氏に…初めてをあげる準備できてる…から」
「っ!先輩…」
「…僕とは…嫌?…やっぱり…ぼ…僕じゃだめ?」
「嫌なわけないです…。私も先輩となら…」
「あっ…もう…止まれないですぞ?本当に…良いの?」
「はい…。私も先輩と…したいです。」
可愛い可愛い可愛い…。その艶っぽい瞳に僕が映っているなんて夢のようだ。
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