鏡の国で魔法にかけられて…‧*˚✩︎‧₊˚【ツイステ】
第4章 イデア #尊い君#沼な僕꙳✧˖°⌖꙳
ぞくっ…ぞくっ…ぐちゅぐちゅ…
「やば…イキそ…莉冬氏…はぁ…はぁ…」
もう止めることなんて出来ない。
強い刺激を求めるように手の動きが早くなる。
甘い快感がじわじわと先端に迫ってくる。
僕に乱される莉冬氏…。
"もっと"って僕を求める莉冬氏…。
泣いても泣いても離してあげない。
あぁ…壊れるほどに愛したい…。
ぞくぞくっ…ぐちゅ…ぶるっ…!
「んっ…!莉冬氏…!あっ…もぅ…!」
欲望がびくびく痙攣しドクドクと脈打ちながらどろっと熱を吐き出す。
僕は甘い熱に侵された頭でいつまでも莉冬氏のことを考え続け、結局一睡もできずに朝を迎えた。
ー翌日。
「シュラウド先輩こんにちは!なんだか疲れてませんか?」
「ひぃ!?莉冬氏…!ご…ごめんなさいぃっ…」
「えっ?どうして謝るんですか?ふふ…」
「あっ…いや…ち…ちょっと寝不足で…」
「あっ!莉冬ちゃんとイデア君じゃん!最近仲良しだね?マジカメあげちゃお!」
くそっ…!またパリピが邪魔しにきた。
っていうか…こいつこの前から莉冬氏の写真ばっかり撮って…莉冬氏オタが増えたらどうしてくれるんだ!?
拙者がますます監視していなければ…。
「ねぇ莉冬ちゃん!今日のなんでもない日のパーティー来るでしょ?リドル君もトレイ君も君がいないと退屈って言ってたよ?」
「はい。デュースとエースにも誘われました!楽しみにしてますね」
え…?え…?パーティーなんて…行っちゃうんだ。でも君女の子でしょ!?男達に囲まれるなんて危ないし…無防備すぎない?絶対だめだよ!今だってそんな可愛い笑顔を振りまいて…。
嫌だ嫌だ嫌だ!僕以外の男にそんな顔見せないでよ。
「先輩?」
気がつくと僕はとっさに莉冬氏の腕をぐっと掴んでいた。
「あっ!…な…なんでもない…!ごめん…っ!」
…やっぱりそうだよね。君みたいなキラキラした可愛い女の子は僕みたいな陰キャより陽キャといた方が楽しいよね。
なんだ…本当馬鹿みたいだ。一人で浮かれて…。君のこともっと知りたいなんて。こんな僕が君のこと好きだなんて…身の程知らずにも程がある。
僕は立ち上がり、その場から逃げるように寮の自室に向かって歩き出す。