鏡の国で魔法にかけられて…‧*˚✩︎‧₊˚【ツイステ】
第3章 リドル 愛の首輪で乱されて꙳✧˖°⌖꙳
私は立ちすくむ先輩の腕を緊張で震える手で掴み、顔を覗きこむ。
「…嬉しい」
「えっ?」
「君の本当の姿を知れて嬉しい。…それにこんなに愛らしいなんて反則だよ」
「先輩…」
「もちろん君が男であっても、この気持ちは変わらなかったよ?君だから…こんなにも心惹かれてしまったんだ。」
リドル先輩は真っ直ぐに私を見つめて頬を撫でる。
「ねぇ。告白の返事を聞かせてくれないかい?」
「私も…可愛くてかっこいい先輩の事がもっと知りたくなりました。私でよければ…」
「君じゃなきゃだめなんだ。答えはYESだね?」
「はいっ!」
先輩は私の手の甲に優しくキスをする。
「ひゃっ…!先輩っ…」
「そんなに可愛い反応をされてしまうと…止まれなくなってしまうな」
先輩はそのまま私の指を口にぱくっと含み、舌で味わうように舐める。
「んっ…先輩…」
「莉冬…口付けを許してくれるかい?」
「ふふ。先輩って本当に紳士ですよね」
「僕はハートラビュル寮長として…んっ!」
私は先輩の口を人差し指で塞ぐ。
「じゃあ今からは一人の男、リドル・ローズハートとして私に接してくれませんか?私もこれからは本当の姿を見せるので、先輩もありのままの姿を私に見せてほしいです。」
「君は…本当に…。そんなに可愛い事を言って…覚悟はおありかな?」
先輩は私を横抱きにすると談話室のソファーに優しく下ろし、ねっとり味わうようなキスをする。
「ありのままの僕を君に全部見せるよ。僕を煽ったこと後悔しても、もうやめてあげないからね?」
「んっ…あっ…!ふぁ…!っ…」
「たくさん君を味わいたいな?」
誘惑するように私を見つめる先輩はいつもよりも色っぽくて拒むことなんてできない。
「もちろん責任は取るよ?この先永遠に僕の時間を君に捧ぐ。言い換えると…君を永遠に誰にも渡さない。」
押し倒した私の制服のシャツのボタンを開けながら、襟をぐっと広げると鎖骨にキスを落としていく。
「んっ…あっ…!あぁ…」
「君に首輪をして僕の物だって主張するのは悪い気がしないな」
先輩は私にかかる首輪を優しく引き満足げに微笑むと、首筋に強く吸い付き赤い華を咲かせる。
独占欲を孕んだその仕草にぞくぞくと身体が疼く。
「これからも僕だけにその姿を見せて?こんなに愛らしい君を他の生徒に見られるなんて絶対に許せない。」
