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【鬼滅の刃】あなたに逢いに 

第1章 現世


今日は2020年12月31日、大晦日だ。
午前中に夫とこどもたちと一緒に家の大掃除を終わらせた。
お昼ごはんは長男のリクエストで親子丼だ。長男は本当ご飯が好きだ。夜は蕎麦だから、昼はご飯がいいのだそうだ。
片付けが終わったら、バタバタとでかける準備をする。
こどもたちの大好きな牛乳があと一本しか残っていないことに気づいた。
スーパーは明日から正月休みに入るし、今年一番の寒波も来るそうだ。今日のうちに買っておきたい。

こどもたちはゲームをしたいようなので、夫と一緒に留守番だ。
一人車に乗り込み、近くのスーパーまで車を走らせる。田舎だから、歩いて行ける距離にはスーパーはない。
だから近くのスーパーへの買い物でも車は必須だ。
久しぶりに一人での買い物だ。買い物はいつもこどもと一緒だ。
だからこどもたちがいない分、かなり身軽に感じる。

スーパーでは牛乳とシュークリームと肉まんとあんパンを買った。
シュークリームはこどもたち、肉まんは夫、あんパンは私。今日の大掃除のご褒美にみんなで食べようと買った。
私はあんこが好きだ。
本当はおはぎか饅頭がよかったのだけど、なかった。
実弥さんはおはぎが好きだったから、あんパンも好きになるのかな?なんてことを考えながら、車に乗り込んだ。

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