第16章 激励会
「はぁ?そりゃ、は美人だからよ。少し赤い顔で必死に打って来るのは色っぽいし、確かにいい匂いもした。・・・ってお前ら本当に何しに来たんだァ?」
「不死川おすすめのおはぎを食べたり、カブト虫みせてもらったりしに来た。」
「打ち合い全然関係ねぇじゃねぇか。」
「本当は、が一人暮らしをして寂しがっているのを励ます会。」
「え?そうだったんですか?・・・初耳ですが、お心遣い感謝します。」
「じゃあとりあえずおはぎ食え。話聞いてやるぜ。煉獄と何があった?」
「煉獄が年頃になり、も色っぽくなりすぎて襲い掛かりそうになるのを我慢するのが大変になった。それでが家に居づらくなって引っ越した。」
「ぶっっっ!!なんだそりゃ?」
「え!?そんなこと話しましたっけ?」
「大体合ってるだろ?」
「いやー。見てたんですか?っていう位合っています。」
「っていうか。お前ら2年以上一緒に暮らしていたのに、煉獄は手、出さなかったのかよ?」
「はい。結婚するまでは。と。」
「はーー。大事にされてるね~。」
「で、さっき打ち合いか。結婚するまで手は出さないってのは煉獄らしいっちゃらしいけどな。確かに、惚れた女があんなに可愛い顔で稽古したり、寝間着でいたんじゃちょっと刺激が強ぇかもな。」
「で?としてはどうなんだ?一人暮らしは寂しいのかよ?」
「慣れてはきましたが、そりゃあ寂しいです。なかなか寝付けなくなりました。」
「だから、俺が添い寝してやるぜ。!」
「奥さんが三人もいる人がこんなことばっかり言うんです。不死川さん。」
「いや、、聞いて?正直な話、俺の嫁達は忍びのしきたりであてがわれただけで、俺は男女の関係を持ってねぇ。これからも持つつもりはねぇ。」
「3人同時に愛するなんて失礼だろ?あいつらが幸せになるまで見届ける責任はあるから、それぞれが惚れた奴見つけて嫁いでいくまでは大切にするけどな。だから、嫁っていうけど、本当の嫁じゃねぇ。」
「嘘はいいです」
「嘘じゃねぇ」
「ふーん。じゃあ、。俺が一緒に寝てやろうか?家も近ぇし。何もしねぇ保障は無ぇがな。」
「不死川さんまで。」