第47章 あなたと一緒に
杏寿郎はゆっくりと目を開けてを見る。
「どの辺りでバレた?」
「杏寿郎のを触ってみたら、硬くて大きくなっていた所から。寝てたらあんなにはなんないかなと思って。」
杏寿郎はくっくっくと笑いながらを抱きしめる。
「あぁ残念だ。続きが楽しみだったのに気づかれてしまった。」
「ふふふ。いいよ。上手にできるか分からないけど、続きしてみるね。誕生日だし。」
は杏寿郎に覆いかぶさり、唇にちゅちゅちゅとキスを始める。
杏寿郎の柔らかい唇を軽く噛み、べろりと歯列を舌でなぞる。杏寿郎が少し口を開けたので、舌を入れて上顎を舌先で何度もくすぐり、舌の裏側も舌先で根元から先端へなぞっていく。
「ん・・・。」と杏寿郎から少し甘い吐息が聞こえ始めたので、キスを続けながら指先は胸の突起へ持って行く。Tシャツの上から胸の突起を撫でると先端が硬くなってくる。「そこは性感帯ではないぞ。」と杏寿郎が抗議してきたが、は辞めてあげない。しつこく指先で弾いた後、同時にきゅっと抓む。
ピクンと身体が跳ね、「あっ」と小さく声が漏れた。
杏寿郎は自分でも声が出たのが意外だったようで、口を手で押さえて赤くなる。そして、の手首を握って外しながら「そこは怖いからもうやめてくれ。」と言われて渋々辞める。
次は杏寿郎のTシャツを脱がせて、首筋から胸、腹とチュチュっと口づけをして下に下りていく。スウェットと下着をそっと下にずらして脱がせる。
苦しそうな程張りつめているペニスにが触れようとしたら、杏寿郎も「君も脱いでくれ・・」と手を伸ばしてきての服を脱がせ始める。抱きしめる様にして背中に腕を回し、ブラを外して取ると膨らみを両手で包み込み、やわやわと揉む。
そしてにされたように胸の突起を指の腹でしばらく捏ねた後きゅっと抓む。「あぁっ」との口からも甘い声が出た。
杏寿郎は少し顔を上げ、突起を口に含んでしばらく愛撫をする。ピクンピクンとの身体が反応し、「ん・・」と鼻に掛かる吐息が漏れる。