第9章 従妹ちゃんとウェディング松。
「けど、怖かったんでしょー」っとトド松に言われる。
「うっうん。だけど、それ言ったらお兄ちゃん達も全員、同じだよ。」っと言って、は、軽く笑う。
「うっ」っと何も言えなくなるトド松。
カラ松からを引き離したかったようだが、無駄になる。
「何だか急に活気付いてきたような気がするのは、気のせいかな?」っとオーナーさんが言う。
「そうかも、しれませんね。」っと桜子は言いった。
この後も、外の風景や室内の背景をバックに撮影が進められた。
「!」っと一松から声を掛けられる。
「なーに?一松お兄ちゃん?」
「次は誰とするの?」っと一松が聞く。
「えぇ~っと、次はねぇ~十四松お兄ちゃんかな?」っと答えた。
一松は、あからさまにチッっと舌打ちする。
「やった~特大ホームラン!」っと喜ぶ十四松。
は、そんな一松を見て、ため息いきをしながら一松に、話し掛けた。
「一松お兄ちゃん?これから着てくるドレスはね。 一松お兄ちゃんの色で凄く可愛いんだよ。」っとは、にこにこしながら一松に、言ってから控え室に戻って行った。
それを聞き逃さない他の兄弟達がいた。
着替えに入って少し時間が経ち、控え室から出てきた。
は肩出しの膝下の薄紫でウエスト周りには、濃い紫の大きなリボンが、付いたドレスで、首には濃い紫のリボンチョーカー姿に、又六つ子達はが、可愛くて仕方がなかった。
又カラ松が、イタイ台詞を言いながら、の所に来た。
「ピュア&エレガントだ!ちゃん」っと言ってくれた。
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