第1章 従妹ちゃんが、やって来た。
何してんだってお兄ちゃん達が笑顔で迎えてくれた。
私も笑顔を見せる。
駆け出し ちゃぶ台に座った。
「いただきます!」
「単純だな~」
「おそ松兄さん!」
「ごめんね。 今度は、ちゃんと買ってくるからね。」
「ところで、ちゃんは自分のは、買って来たの?」
「あ、忘れてた!」
『『えぇー』』
「へへぇー お店を見て回ってたら、あれもこれも、お兄ちゃん達似合うなぁーって思って買ってたら自分のは、買うのすっかり忘れてた。」
「しょーがない奴だなぁ~」
チョロ松お兄ちゃんが言う。
「今度は、僕と行こうね。」
「うん 行く~ あ、その時は、カラ松お兄ちゃんには、もっとかっこいい服買ってくるね。
あぁ~後、おそ松お兄ちゃんにもちゃんとした物を買ってくるからね。」
「そう言えば~仕事~見つかったの?」
「うん 見っかったよ。 一松お兄ちゃん!」
「へぇーどんなの?」
「飲食店の夕方からの仕事だよ」
それから何やかんやで1ヶ月過ぎた。
バレずにね。
最初は裏方のはずだったんだけど、人手が足りず、ヘルプ嬢をする事になったし~
「お疲れ様でした。」
私は、家に近い公園で送迎車から降りて帰る。
「よっ お帰り! 」
「あ、カラ松お兄ちゃん! 迎えに来てくれたの?」
「あぁ~ブラザー達もいるぜ~」
「あぁ~結局、お給料~目当てなんでしょ」
各々が笑いながら誤魔化す
「残念だけど、お給料のほとんどは、銀行に振り込んだから、あしからず~」
落胆の六つ子。
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