第7章 風邪引き、年中松に看病される。
あつしさんが、私の服を持って来てくれた。
「服、乾いたから着替え来るといいよ。」
「あぁ~ありがとうございます。」っと言って着替えに行く事にした。
「トド松くん達、仲直り出来たようで良かったよ」っと言うあつしくん。
着替えて来ると、私はチョロ松お兄ちゃんに髪を結んで欲しいっとお願いした。
「なんだい?ちゃん急に、甘えん坊みたいに言って~」
髪を、リビングのソファーでしてもらいながら、
「えへへ、チョロ松お兄ちゃんの手、なんだか気持ちいい~。」
なぜか、無性にムギューっとしたくなった。
「十四松お兄ちゃん、ちょっと、こっち、こっち」っと私は、十四松お兄ちゃんを手招きして、来てもらった。
「どうしたの?」っと言いながら、向かい合ってくれた。十四松お兄ちゃんを反対側にくるっと廻して、背中にムギューっと抱きついた。
そこに居た兄弟とあつしは、ぎょぎょっとなる。当の十四松も、同じように、びっくりする。
カラ松お兄ちゃんと一松お兄ちゃんが、私の近くに来て私の顔を見る。
カラ松お兄ちゃんが私のおでこに手を当てる、後ろに居た一松お兄ちゃんが私の首に手を当てる。 そして、2人同時に「「熱があるかも」」っと言った。
トド松が、あつしくんに体温計を貸してっと言って、測ると確かに熱があった。
服も、着替えたし髪も直したから今から病院には、行ける。そう思いおそ松達は急いで、病院に行く事にした。
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