第7章 風邪引き、年中松に看病される。
六つ子は部屋に着くとインターホンを鳴らし、ドアが、開きあつしくんが、出迎え小声で言った。
「今、僕のベッドルームで、寝てるはずだよ。」
そうおそ松達に言った。
お邪魔します。っとおそ松達は寝室に向かった。 ドアのぶに、手を掛けたおそ松は、ぴったりっと止まる。
「どうしたの? おそ松兄さん?」
「い 嫌、なんでもない!」
《もし拒絶されたら、どうする。》っとおそ松は一瞬考えていた。
ドアを開ける。っと同時に後ろに居た兄弟が、なだれ込む形に成ってしまった。
部屋は、暗くなっていて、大きな窓に人影が見えた。そこだけ街並みのネオンが拡がって光っていた。
自分達の目がおかしいのかっと思った。
そこには、毎日見ていたの姿じゃなかった。
今見ている姿は、目の焦点が合って無いような顔をして、大きな窓に両手を付いて窓の外を見ていた。その姿はまるでおとぎ話の《かぐや姫》のようだった。
そして、こっちに気付き振り返って、「お兄ちゃん達」っと小さく言った。
そして、トド松が後ろから入って来て一言を言った。
「ちゃん!そ、それ彼シャツじゃん!」
六つ子の上の5人は、の顔ばかり見ていたが、トド松の一言での全体の姿を見た。
『『『彼シャツ?!』』』
「彼シャツってなーに?」っと言ってこっちに来る。。
「彼シャツって言うのは、男性のシャツを、借りて着ることを彼シャツって言うの」っとトド松は、簡単に説明した。 ふぅ~んっと言っておそ松達を見て、又、正座をして両手を前に着いて謝罪をした。
「おそ松お兄ちゃんを叩いてごめんなさい。 お兄ちゃん達の大切な人を、叩いてごめんなさい。」っと言われ、律儀過ぎっとおそ松は思った。
「もう謝らなくてもいいよ。確かに、トト子ちゃんは大切だけど、はもっと大切なんだよ。」っとおそ松は言った。
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