第4章 従妹ちゃん!1人で、又ぶらぶらする。
「それと、はい小さいビールね。」
「ふっふっ、ふっ~ぅ」
「今日は、何だい?機嫌がいいじゃーね~か?。」
「あ、解ります。 ちび太さん!
お兄ちゃん達に仕事見つけたんです。 1回きりのですけどね~。」
その時にのれんが上がる。
「どうもーいいですか?」
「あれ?あつしさん!今晩わー」
「あぁ~さん今晩わ。 珍しい所で会うね。」
「違いますよ~あつしさんの方が珍しいんですよ。」
「そう?何か話が盛り上がってだけど、何?」
「私の従兄弟のお兄ちゃん達にポスターのモデルの仕事を見つけて来たんです。」
「で、引き受けたのかい?」
「いえ!未だなんです。」
「あいつらが、簡単に引き受けるかぁー?」
「えぇ~それは解ってます。けど引き受けて貰えなかったら?」
「「貰えなかったら~」」
「賠償金が発生しますね。 私半分いただいているんで!」 半笑い。
「あ、あのさぁーさん?もし賠償金が払えなかったら、どうするの?」
「払えなかったらですか。?」
うんっと頷く2人
「その時は、私の体で払いますよ。」
うふふっと笑う。
「いやいや、笑い事じゃーないよ。」
「そうだ!でゃんでい!」
「いいですよ。 私なんかお兄ちゃん達に嫌われてますから、その上こんな仕事持って来たんだから、尚更ですよ。」
「どうして、そう思うの?」
「どうして?ですか?
私が、あの家に居候したからですよ。 そりゃーニートだとか抜きにしても、お兄ちゃん達のペースを私が来たことで乱したんです。 だから私が、どうなっても気にしないと思います。」
「ちゃん? 少しお酒の量が増えてないかい?」
「え?」 そう言われて自分のスペースを見ると、中ビールを1本半も飲んでいた。
下戸のには、飲み過ぎていた。
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