第7章 休日
天神「花奏、リヒト、お仕事お疲れ様でした」
あなた「はい…それで……あの…」
天神「?……なんですか」
あなた「リヒトに鈴音からお代をもらえと言われてもらったんですけど…お代ってなんですか?」
天神「今回、鈴音さんから頂いたお代は一人でいる孤独です。それをもらうことで鈴音さんを救ったんですよ」
あなた「お代をもらうことで依頼者が救われるんですか?」
天神「はい……けれど今回はこのような依頼でしたがなかには危険な依頼もあるんですよ。もっとも花奏はまだ見習いなので今のあなたにできる精一杯のことをやってもらいます」
あなた「はい…私にできることはなんでもやるつもりです」
天神「ふふ…もうすっかり神らしさがついてきましたね。そんな花奏に休みをあげましょう。もうまる2日休んでないでしょ、もっともあなたはもう死んでいるので 衣食住は必要ないのですが初めての仕事の成功のお祝いに花奏とリヒトに家を与えましょう」
あなた「家⁉︎」
天神「そうですね…じゃああなた達のような見習いが住んでいるエンジェルタウンの家の一つをあげましょう」
リヒト「ちょっとまて‼︎…俺はべつに家なんか無くても…」
天神「あらあら死霊(しんき)はどんな時も主人の側を離れてはいけないものよ…いついかなる時も行動をともにすること…死霊の契約第15条に書いてあったでしょ!」
第15条って…そんな憲法みたいなものもここにはあるんだ
リヒト「ちっ…契約だがなんだか知らないけど…めんどくさいもん作りやがって…仕方ねーな……わかった、一緒に住んでやる」