【ONE PIECE】私の居場所~アナタの隣に居たかった
第54章 集結
「おぉ!!すげェー!!デカい鳥だなァー!!」
「助かったぜ、チョッパー!」
大きな鳥を従えて現れたチョッパーに助けられ海軍の包囲網を掻い潜り船を目指すルフィ達。
「そろそろだぞ!皆ずっと待ってたんだからな!」
「ん…船見えねぇが。」
そろそろだとチョッパーは言うが視線の先に懐かしきライオンの母船は見当たらない。
「あぁ、横からは見えないんだった…上からなら…あっ!ほら!見えた!」
チョッパーが指し示す先には母船であるサニー号と船長達を今か今かと待っている仲間の姿があった。
「うお───!!!みんな〰️〰️〰️!!!」
「ルフィ!!!ゾロ!!!サンジ〰️」
「男上げてんなァお前ら!!」
「ルフィさん!!お会いしたかったァ〰️〰️〰️!!」
「へへっ……またみんな揃った!!」
「お───い!!」
「!!」
ブバァァァ……!!
「サンジ〰️〰️!!?」
───
「うわぁ〰️〰️!!!フ……!!フ……!!フランキーお前ェ〰️」
サイボーグを更に進化させたフランキーを見てメカ大好きルフィははしゃがずにはいられない。
「待ってルフィ!!気持ちはわかんないけど後にして!!軍艦がもうそこにいるって通信が!!」
ナミが必死にルフィを制止する中、島の方から声がした。
『航海士さん!早く潜水準備を!膜の効果が切れる頃よ!』
「?…誰だァ?」
ルフィやゾロは首を傾げる。
「説明は後…分かった!ありがとう!」
ナミがそう応えた時…
ドゴォン!!
「わぁぁ」
「!!?」
『ちっ、もう来たか…』
海軍の軍艦がサニー号へ向け大砲を打ち込んできた。
「しまった!!もう撃ち込める距離に!!」
「反撃するか!!やられちまうぞ!!」
ワタワタしている内に次の砲撃がはじまった。
「撃てェ───!!撃ち沈めろォ!!!」
ドドォン!!
「"虜の矢"!!!」
(!?…あれは…九蛇海賊団…)
「バルブ開くぞ!!船底のエアバックから空気を入れる!!」
ガコ……ズオオオオ…
空気を取り込んだ船はレイリーの施したコーティングによりゼリー状のシャボンにより包まれた。
「うわ〰️シャボン玉の屋根が出来た〰️!!」
『早く潜水を!!ここは私に任せて!!』
「えっ!?でも…そんなの…」