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【ONE PIECE】私の居場所~アナタの隣に居たかった

第39章 戦争のアト


──"白土島"バルティゴ


「ガープとの血縁もスクープされてたわ!ヴァナタの素性、一気に世間に知れちゃっタブルわね。ドラゴン。革命軍の兵士達に動揺はなァい?」

「…フフ…得体の知れんボスが血の通った"人間"だったと皆安心した様だ。」

電伝虫で会話をするドラゴンとイワンコフ。ドラゴンの周りには久方ぶりのイワンコフとの会話を聞こうと革命軍の兵士が多々集まっている。

「…もう構うまい…ルフィは子供じゃない…だがまさかお前と共に行動していたとは…」

「どんな運命のイタズラかしらねェ、ン〰️〰️フフ」

イワンコフは思い出したように叫んだ。

「今日の新聞見た!また驚かせてくれたわ、麦わらボーイ……!!破天荒は親ゆずりね……」

「……」

「ともあれヴァターシもイナズマも突然の脱獄で色々話したい事も聞きたい事も山程あっティブる」

「だろうな…」

元々イワンコフはインペルダウンにもう少し潜むつもりであったが今回の件で思ったより早く脱獄する事になったのだ。

「近い内に世界中に散る"幹部"達を一度集める必要がある。"白ひげ"の死で世界の風向きも政府の体制も大きく変わる──とお前にはクマの身に起きた事も話しておきたい。」

「!!──ええ、それは是非詳しく聞きたいわ。何故くまが政府の言いなりになったのか。もうヴァターシの知るくまはいない…あいつはヴァターシを殺そうとした……!!」

ドラゴンは共に過ごしたくまを思い浮かべながら表情を曇らせた。

「あ!あとミスティについても教えなさい!」

「…そうだな。取り敢えずお前だけでも早めにこっちへ来れないか?」

「……良いけどまだ時間がかかるわね。どうしたの?緊急事態?」

「サボが倒れた。」

「はぁぁ!?あのサボが!?」

「取り敢えず戻れ…分かったな?」

「分かったわ!」

イワンコフはサンジへの99のバイタルレシピの伝授に向け、新人類憲法を学ばせる為にキャンディ達へ指示を出す。

(サボ…どうしちゃっタブル?…やっぱりヴァナタとミスティは切れない縁なのかしらね…)

小さな頃から生意気なサボ。今では参謀総長だが、イワンコフにとっては今でも可愛い可愛いガキなのだ。

「ヒ〰️〰️ハ〰️〰️!!待ってなさい!!ヴァターシが元気にしてあげるから!!」
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