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【ONE PIECE】私の居場所~アナタの隣に居たかった

第33章 あの日に戻れるなら


「まさか、外から潜入したんですか?」

俺は思った通りの事を口にした。

「その通りだ。その者は上手く中枢へ潜入しニコ・ロビンに関しての情報を操作し彼女の身を政府から守っていた。」

すげぇ。ニコ・ロビンは世界政府が血眼になって追いかけている女であり懸賞金の額やかけられた年齢からも政府の中でも超重要案件だ。そんな政府の、しかも中枢に潜入する等、並の人間では無理だ。ん?でもそれなら何故…

「では何故ニコ・ロビンは捕らえられたのですか?」

「……。」

「ドラゴンさん?」

「…命が絶たれた、と私は考えている。」

「なっ!?殺されたって事ですか?」

諜報活動に於いて正体がバレたりすれば命は無い。ましてや世界政府なんかへの潜入であれば少しのミスも許されない。

「分からない。」

「!?分からないって…連絡は?助けに行かねぇと!」

俺は勢いで立ち上がってしまった。

「落ち着け、サボ。まずは私がある者と極秘で動いていた経緯をお前に話す。」

ドラゴンさんがふぅと溜息を吐きポツリポツリ話し始めた。

──

「私は長年、世界政府への宣戦布告を考え計画していた。だが、相手はあの世界政府だ。一歩間違えば此方が窮地に立たされる。事は慎重を期す。当時の革命軍には実力も数からも時期尚早と思い来るべき時に備える事にした。」

俺は静かに聞いていた。そんな早くからドラゴンさんが政府への宣戦布告を考えていたとは知らなかった。

「そしてサボ、お前が17歳になり参謀総長に就いた。私の思想に賛同しお前を慕う兵士が増え個々の力もついてきた。翌年は無理だが5年後のレヴェリーに向け動く時だと思った。だが、我々が接触をする前にニコ・ロビンが政府に捕まっては意味が無い。」

打倒政府を掲げる俺達革命軍にとってポーネグリフの解読が出来るニコ・ロビンはどうしても必要だ。俺達は空白の100年を知る必要があるのだから。

「それだけが成長したと言えども当時の革命軍にとっての気掛かりだった私は、ニコ・ロビンを政府の手から守り革命軍の意向を彼女に伝える為に危険を承知である者に任務を言い渡した。」

「ある者って…そんなこと出来る奴…はっ!?」

俺は嫌な予感がした。優秀な諜報部員でなければ到底無理だ。そんなの俺が知る中で1人しか居ない。それにアイツは3年近く此処に戻っていない。間違いない。

──セレナ
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