【ONE PIECE】私の居場所~アナタの隣に居たかった
第31章 動く青雉と麦わらの一味
ロングリングロングランド──
「……あららら コリャいい女になったな…ニコ・ロビン」
「ロビン!!どうしたんだ!!!知ってんのか!?こいつの事!!」
目の前の麦わら帽子を被った奴が俺を見て腰を抜かしたニコ・ロビンに向かって声を上げる。
「………!!!」
(まァ、答えらんねェわな)
「……昔…ちょっとなァ…」
代わりに俺が答えてやった。
冷静なニコ・ロビンがどうとか俺の組織がどうとかごちゃごちゃ言う仲間に漸く本人が口を開いた。
「海兵よ。海軍"大将"青雉」
「「「「「"大将"!!??」」」」」
「海軍の中でも"大将"の肩書きを持つ将校はわずか3人……!!!」
"赤犬"
"青雉"
"黄猿"
「その上には海軍トップセンゴク元帥が君臨するだけ。世界政府の"最高権力"と呼ばれる3人の内の…1人がその男よ!!!」
ニコ・ロビンによる分かり易い説明がなされたがコイツら何も知らねェんだなァと俺は呆れた。話すのも面倒になった俺は言った。
「──そんでまぁ早ェ話お前らをとっ捕まえる気はねェから安心しろ。アラバスタ事後消えたニコ・ロビンの消息を確認しに来ただけだ。予想通りお前達と一緒にいた。」
捕まえる気は無いが本部に報告はすると言った俺にロビンを渡さないと俺に向かってこようとする船長を始め、それを必死に止めようとする他の船員は相変わらずギャーギャー騒いでいる。
とりあえず俺はさっきから蚊帳の外になっている爺さんをこの島から出す為に能力を使い海を凍らせた。夢を見ているようだと言う爺さんを送り出し、良かったと喜ぶ此奴らを見て俺はさっきまでの考えを捨てた。
「何と言うか…じいさんそっくりだな…モンキー・D・ルフィ…」
「!?」
「奔放というか…掴み所がねェというか……!!」
"じいさん"と言う言葉に反応する麦わらの小僧。汗だくになる船長を心配する船員達。
「お前のじいさんにゃあ…俺も昔…世話になってね。俺が此処へ来たのは…ニコ・ロビンと…お前を一目見る為だ…」
俺は続けて言った。ダラけきった正義がモットーの俺にしては珍しく大将としての対応だったと思う。
──やっぱお前ら……今死んどくか