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【ONE PIECE】私の居場所~アナタの隣に居たかった

第31章 動く青雉と麦わらの一味


"偉大なる航路"海軍本部──


「…中将!!やはり…おられません!!」

「おられませんで済むか!!どこへ行ったんだ!!あの人は!!」

「自転車がありませんのでおそらく…海へ」

「"五老星"に早く連絡を!!」



ガチャッ!!

「…またあの男か。どうせ見物だろう。」

「まったく…自分の立場をどう考えておるのか…そう易々と動かれてはたまらん」


「海軍本部」最高権力「大将」"青キジ"



──


チリンチリーン…

海の上を自転車で進む男あり。それはある悪魔の実の能力者であるが故、為せること。

「おっとっとゴメンよ」

男は海から顔を出していたイルカに謝る。

「……はァ…ろくな奴ァいねェな…この一族は」

1枚の手配書を見ながら呟いた男はグシャッと握り潰すと目的の地へと向かい再びペダルをこぎ出した。

「…あん時以来だなァ」







──君が自分を犠牲にしてまで守ろうとした女に会ってくるよ。ミスティちゃん。
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