第2章 色のない世界
ニッと口角を上げて笑う後から来た男
先に来ていた男の知り合いのようだ
「あぁ、すまなかったなヒューズ」
「いいって事よ!
…ん?確かお前さんは…」
ダークに気づいた、後から来た男
『…僕の名前はダークだよ…
君達…』
「あぁ悪い!
俺はマース・ヒューズだ!vV」
ニカッと笑いかけて来たヒューズ
ロイ「紹介が遅れてすまない!;
私の名前はロイ・マンスタングと申します」
礼儀正しく名乗るロイ
まるで正反対のような二人だけど、心の奥底から仲が良い事が嫌でも分かる
『ヒューズ…マスタング…』
ヒュ「名前で呼んでくれて構わないぜ!ダーク!vV」
ロイ「私も構わないよ、ダーク」
『…マース……ロイ…』
ヒュ「あぁ!よろしくなダーク!」
ロイ「よろしく」
二人の側は、心地良かった…
僕が強いから、側にいれば死なないと考えている訳でもない二人
ヒュ「危ねぇダーク!!」
『…!!?』
自分の身を投げ出して、僕を守ってくれたり