第6章 戦友は焔の錬金術師
エド「え? マジ? 大佐の友人って…」
『ロイ!』
エドワードの真横を駆け抜ける、聞き覚えのある声と髪色…
ロイ「ダーク、久しぶりだね…」
ロイの名を呼んだダークは両手でロイの服を掴んで抱きついた
『はい、久しぶりです…。 会いに来ました』
顔を上げてダークは微笑む
ロイ「ありがとうダーク、とても嬉しいよ」
ロイも微笑んでダークの頭を撫でた
アル「ビックリしました…、まさかダークさんの友人が大佐だなんて…」
エド「あまりにも年の差があるっていうか…」
ロイ「君達失礼な(怒)」
『友に、年の差なんて関係ありませんよ…?』
こてんっと首を傾げたダークの仕草にエドワードは頬がカッと熱くなった
エド「…いや! あるだろう!! 年の差っていうより人の差だ!!」
ロイ「どういう意味だね鋼の」
エド「大佐はショタに目覚めた危険人物って事だよ」
ロイ「失敬な! ダークはこれでも鋼のと同じ年だぞ!」
エド「へー、俺と同じ年………え?」
エドワードはピシッと固まった
ロイ「ダークは鋼のより天才児なのだよ?」