第5章 錬金術師の戦い
ダークは前へ進んでいくと、青の団の男達が倒れていた
アル「ダークさん…!」
一号車に入れる扉の前で待っている様子のアルフォンスがダークに気づいて驚く
アル「来ちゃダメじゃないですか!!? 危ないですよ!!?」
『…将軍が人質となっているのを聞きましたので、僕はほっとく訳にはいかないと思って…』
アル「心配な気持ちは分かりますけど…、危険だから…」
『…僕はアルが思っているより弱い子じゃないですよ?』
アル「そういう問題じゃ…;」
[あーあー、犯行グループの皆さん。 機関室および後部車両は我々が奪還致しました、残るのはこの車両のみとなっております]
前の車両から放送のようなエドワードの声が聞こえてきた
[大人しく人質を解放し投降するならよし、さもなくば強制排除させていただきます]
『…アルのお兄さんでしょうか?』
アル「うん」
『…敵に情けをかけるなんて、アルのお兄さんは優しいのですね…』
[あらら、反抗する気満々? 残念、交渉決裂]
錬成される音が聞こえた
[人質の皆さんは物陰に伏せて下さいねー]
=ドバババババッ=