第5章 錬金術師の戦い
怒鳴る男にダークはむぅっとした顔をし、ゆっくりと立ち上がった
「はっ、ガキだからビビって何も言えなーー…!!?」
ひんやりと冷たいソレを首筋に当てられた。 ソレはギラリッと光る…
『僕、今まで何かに恐れた事なんてありませんが…?』
剣
ソレはダークが握っている剣であった
「まさか…、さっき俺の銃を斬ったのはお前か…!!?」
『今頃ですか…。 …ま、僕はあまり喋るのは好きじゃないので…』
ダークはトンッと片足を上げて一踏みすると…
=パキパキ=
「ーー…ッ!!?」
男は口元まで体全体が凍りついた
『鼻で呼吸出来ますよね…? …では、僕はあのお二人のお手伝いをしてくるので…』
暴れたら殺しますからね…?
ーー。
前の車両の方から銃声やら声が聞こえてくる
『アル達は大丈夫でしょうか…? …ん?』