第5章 錬金術師の戦い
アル「誰かさんが大人しくしてれば穏便に済んだのかもしれないのにねぇ」
エド「過去を悔やんでばかりでは前に進めないぞ弟よ!!;」
やれやれと一息つくアルフォンスにエドワードは紛らわすように声を上げた
エド「しょうがない。 俺は上から、アルは下からでどうだ?」
アル「はいはい」
エドワードは窓を開けて身を乗り出した
「きっ君達は一体何者なんだ?」
一人の乗客者が問いかけると
エド「錬金術師だ!」
と答えてエドワードはニッと笑った
『…錬金術、師…』
エド「うぉおお!! 風圧風圧!!;」
アル「カッコ悪ー」
((((不安だ…;))))
『…ふぅん…』
エドワードは汽車の上へ、アルフォンスはそのまま前の車両へ行った
ダークは小さく鼻を鳴らしてチラリッと縛られている男を見た
「…何見てんだよガキ」
『…いえ、別に…』
「言いたい事があるなら言いやがれ!!」