第5章 錬金術師の戦い
銃の先がおかしな形になって驚く男をエドワードは容赦なく蹴り飛ばして気絶させた
それを見てアルフォンスはやっちゃったか…、みたいに呆れている
「やりやがったな小僧」
もう一人の仲間の男が銃口をエドワードに向けた
「逆らう者は容赦するなと言われている、こんなおチビさんを撃つのは気がひけるが…」
グッと男が銃の引き金に力を込めた
「なっ…!!?」
何が起きたのか、男の銃がスライスされたようにバラバラになったのだ
男が驚いている間にまたもやエドワードが飛び膝蹴りをくらわせた
そして…
エド「だぁれぇがぁミジンコどチビかーーーッ!!!!!!」
=ボコベコドカッ=
そこまで言ってねぇー!!と叫ぶ男をボコボコにするエドワードを見てダークはただ呆然としていた
アル「兄さん兄さん、それ以上やったら死んじゃうって。 ダークさんも驚いてるし…」
アルフォンスが声をかけるとエドワードが止まった
エド「………て言うか、こいつ等誰?」
アル(チビって単語に無意識に反応してただけか…)
ボロボロになっている男を指差すエドワードにアルフォンスはガクーッとうなだれた