Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛
第8章 帰還■
卑猥な音が耳を劈き、喘ぎ声は本当に自分の声かと疑いたくなるくらいに淫靡だ。
なんの感情も持たない他の男ならばどうも思わないだろう。
でも相手がリヴァイだと、なぜか羞恥で頭がおかしくなりそうだ。
「リヴァ...イ...も...だめ...い...く...」
限界を感じて、陰部を口に含み愛撫するリヴァイの頭に両手を置いた。
その瞬間、「ああぁぁー!」
ヒクンヒクンとルーナの身体が上下に波打ち、あっという間に快感を超えてしまった。
ぐったりと一気に力が抜けるルーナの頭を撫で、軽くキスを落とし、
「俺も...もう我慢...できねぇ...いいか?」
荒く息を吐きながらコクリとひとつ頷くのを確認したあと、リヴァイは自身のものをゆっくりと彼女の中に差し入れた。
「んはっぁ!」
「っく……」
刺激的な快感に2人は同時に声を漏らした。
リヴァイはゆるゆると腰を動かし、顔を歪めながらルーナを見つめる。
彼女の瞳はジッとリヴァイを捉え、腕を噛みながら必死に声を殺している。
リヴァイは上を見上げ、目を閉じ、快感に耐えるように動きを止めたかと思えば
少しずつ腰を大きく振り、スピードを早めていくと、ルーナは目をギュッと瞑り、小さい喘ぎ声を漏らした。
その様子がどうにも可愛くて、リヴァイはルーナの身体に手を回し、ガッシリと抱きしめ身体をピタリと重ねた。
「優しく抱けなくて悪いな」
ルーナはリヴァイの背中を掴み、喘ぎ声が漏れないようにとキスをせがむ。
リヴァイは答えるように噛み付くようなキスを落とし、律動を早めていった。
「んんんっっ!んっ!ん!っあ...んぁぁ!」
リヴァイの動きに合わせてルーナが上下に揺れ、時折唇の隙間から喘ぎ声が漏れる。
リヴァイはルーナの口に舌を絡ませたまま、さらにギュッと身体を抱きしめ、最大限に動きを早めた。
リヴァイのそれを包み込むルーナの肉壁は、逃すまいとするように痛いほど締め付けてくる。
「っ!...おい...締め付け...すぎだ...」
リヴァイは顔を歪ませて耳元で囁いた。
「んなことっ…言われても…あぁ…」
「は…お前ともっと深く…繋がりてぇ…」
お前のことを知りたいんだ。
複雑に傷付き合った2人の心の隙間を共有するような、激しい肌の重ね方。
今だけは何もかもを忘れられていた。