Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛
第8章 帰還■
ただ全てを忘れて、
目の前の存在だけを感じていたかった。
リヴァイのそれはもうすでに膨れ上がり、先走っていた。
リヴァイはルーナに覆い被さり唇にキスを落としたかと思えば、耳を口に含むように舐め、首筋に舌を這わせゆっくりと全身にキスの雨を降らせていく。
「なん、かっ……恥ずかしい…すごく」
「馬鹿言え今更……俺だって恥ずかしい」
リヴァイからそんな言葉が出てくるとは思わなかったのでルーナは少し驚くと同時に更にまた恥ずかしくなってきてしまった。
確かに今更だ……
「んっ……」
鳥肌の立つような快感に声を漏らさないようにするのが精一杯で、身体をひくひくと上下に揺らす。
リヴァイの舌はそのままルーナの陰茎まで辿り着き、割れ目を舐めはじめた。
厭らしい音ともにルーナの全身は一気に粟立ち、ピクピクと痙攣し始める。
ルーナは腕をさらに強く噛み、苦しそうに身体をうねらせた。
子宮がどうしようもなく疼き、上がり続ける呼吸が苦しい。
こんなことは生まれて初めてだった。
急にピタッとリヴァイの動きが止まり、ルーナがゆっくり視線を送ると、リヴァイは口を手で拭いながら言った。
「お前って...毛がねぇんだな...」
「ん...あ...あぁ...全部剃ってるの」
恥ずかしそうに目線を逸らしながら言うと、彼は無表情で「エロいな」と呟いた。
「……っ…綺麗好きって言ってよ…」
ルーナは恥ずかしさを誤魔化すようにむくれて見せた。
そういってリヴァイのそれを見ると、お互い様じゃんと言いたくなるくらいそれは綺麗に毛の手入れがされている。
共通点である潔癖症は、互いにこんなところにも表れるのかとふと思ってしまう。
「あぁ、すごく綺麗だ...そういうところがいい...」
と彼が突然真面目に返したかと思えば、再度ルーナの股を開き、顔を埋めて行った。
2人は体中から熱が放出されるのがわかった。
目の前にいる人と交わりたい...
そんな欲望を叶えようと肉体が反応を示すように。
ルーナは目を背けた。
恥ずかしいとかやめてとか、言いたい言葉はたくさんあるのになぜかそれが体の奥底へと飲み込まれていく。
どうしようもなく広がる快感がルーナの全ての感覚を狂わせていった。