• テキストサイズ

Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛

第49章 生死


「生き残ることで、逆に死ぬことの怖さも知った。
いくら俺が強くても、1人で戦ってるんじゃないことはわかってる。時には自分を犠牲にして戦わなくてはならんことも……それでも…」


それでも…
俺は…

「俺は死にたくねぇと思ってる。妻のために死にたくねぇと。そういつも思ってる。」

生きたい。
お前のために。

「俺にとっては、自分の命は大切だ。生きることは、何より大切だ。…なぜならそれは、妻のためでもあるからだ。」

ルーナの抱き締める腕がきつくなるのが分かり、リヴァイは人前ではあまりしたくなかったが、堪らず抱き締め返した。
鼓動が早い…
リヴァイはルーナが生きていることを実感するように、目を瞑った。


「仮に、俺が死ぬことが、あいつの…エルヴィンの命令だったとしても…俺は絶対に従わなかっただろう。」


お前との約束を破るなんて…
お前を1人にして死んでいくなんて絶対にできねぇ…

あの日、注射薬で眠っているお前を1人取り残して、俺は誓った。

必ず生きて帰ると。
たとえ腕がなくなっても、足がなくなっても、何があっても戻ってくると。
たとえ死んでも…それでも俺は戻ってくる。
生まれ変わってでも必ず!お前の元へ…

/ 1213ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp