Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛
第47章 魔神の犬と猫■
グンと再奥を突かれ、キスをされた瞬間、またルーナは達してしまい、全身を震わせた。
しかし、容赦なくリヴァイは激しく腰を打ち付ける。
「はぁ…は…ルーナ…イッていいか…」
「う…ん……って…」
体を揺さぶられすぎて力が入らず、声がうまく出ない。
ぎゅっと腰と背中を抱かれ、深くまで何度も突かれたかと思えば、口内を激しく蹂躙される。
そして唇が離れた瞬間、白濁とした大量の液体がルーナの体に勢いよく飛び散った。
「ーっ!…は……」
はぁはぁと肩で息をし、リヴァイが俯く。
久しぶりにこんなに疲れた気がした。
巨人を10体殺すのよりも、部下たちの訓練指導をするよりも、自主トレーニングをするよりも、数倍上を行く疲労感な気がした。
そしてそれの更に上を行く達成感と満足感。
長い間自分を散々焦らしておくと、こうも最高な快感を得られるのか…
いや、違う。
相手がルーナだからということが一番の理由だ。
リヴァイは吐き出したそれを拭い去ると、ぐったりと身を沈めて息を荒らげているルーナに覆いかぶさり、頭を撫でながら耳元で囁いた。
「今のところ、2勝1敗で俺の勝ちだな…」
ルーナは悔しそうにリヴァイの肩をドンと叩いた。
「なんだよ、リベンジするだろ?」
「…する」
ルーナはリヴァイを引き剥がすと勢いよく組み敷いた。
まだ少し荒い息を吐きながらも、好戦的な視線でリヴァイを見下ろす。
「普段はリヴァイにまだまだ適わないから、ベッドの上では負けらんないよ…」
いや比べるとこおかしいだろ…
むしろ今の戦闘技術ならお前だって…
そう思いながらリヴァイは心の中で苦笑いする。
「普段の実力もほとんど俺に追いついている気がするがな…」
ルーナお前は本当に変わったな…
そうさせたのは多分俺だ…お前を鍛え上げるきっかけを与えたのは…
しかし幾度となく強靭な精神力でそれを掌握し続けたのは紛れもなく本人だ。
死に物狂いで敵に立ち向かいたいというその一心で。
ルーナの以前より格段に引き締まった体に手を這わせる。
これで…よかったのか?
本当に…これで…
俺らの選んだ道は正しかったのか…?
落とされたルーナの激しいキスに、その思いは掻き消され、どちらかが意識を手放すまで好戦的な愛の情事は繰り返された。