Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛
第47章 魔神の犬と猫■
普通に抱いてほしいのに…
普通に抱きてぇのに…
2人の思いとは裏腹に、なぜか互いに意地になってしまっていた。
「ん…はぁ…んんっ…リヴァ…まっ…ん…」
「…っ…くっそ…ルー…は…」
キスをしながら時折声が漏れる。
2人とも絶頂が近かった。
あまりの快感と、酸素が足りなくなった脳内が朦朧としてきてしまう。
「ーっ!…う…」
リヴァイはうめき声と共に、ルーナの手を掴んで止めた。
「待て…はぁ…お前…
せっかく目の前にお前がいるのにこれでイッちまうなんて虚しすぎるだろうが…」
息絶え絶えにそう言うとルーナはリヴァイの指も引き剥がした。
「…わ、私だって…はぁ…はぁ…」
リヴァイはまた濃厚なキスを落とすと、ルーナを抱きかかえて風呂から出た。
手早く体を拭いてベッドに横になる。
互いにまだ息が苦しく、というか、寸止めを食らった体が苦しく、2人とも体中が火照っていた。
リヴァイがルーナに覆い被さる。
「リヴァイ…」
「は…ようやくお前を抱き潰せるな…」
懇願するように熱く潤んだ視線で見上げてくるルーナの前髪をかけあげながら、リヴァイは荒々しいキスを落とした。
とっくに質量を増したそれをルーナの股に擦り付けるようにこする。
その度にルーナの苦しそうな悲鳴が口内に消えていく。
すでに液が滴り落ちるほどまで濡れそぼっているそこは、グチョグチョと卑猥な音が鳴り、固くなった蕾にまで刺激が与えられ、我慢の限界だった。
……早く挿れて!
そう言いたいが、乱暴に塞がれている口からはくぐもった吐息しか出ない。
散々に焦らされ、堪らずリヴァイの背中に脚を交差させて押し付けると、ようやくズルっとリヴァイのモノがナカを突き刺した。
「んんんーー!っ!!」
それだけでなんとルーナは絶頂に達し、脱力してしまった。
リヴァイは唇を離して満足気にルーナの苦しそうな表情を見下ろす。
「なんだよ、ルーナ…散々煽っておいて、お前の負けだな…」
「はぁ…あ…ぁ…リヴァイが…焦らすから……ばか…」
なんとかそこまで小さく口にすると、リヴァイがゆるゆると腰を動かし始めた。