Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛
第47章 魔神の犬と猫■
「すまない、遅くなった」
リヴァイは部屋に入るやいなや早々に服を脱ぎ始めた。
だいぶ汗をかいたのだろう、額が光っている。
「お疲れ様。訓練していたの?」
「ああ、馬鹿共の指導は疲れる」
「ふ…リヴァイにしごかれて皆大変だね」
「それをお前が言うか?」
リヴァイはルーナの腕を掴んで引き寄せると、軽くキスをした。
「…お風呂、溜まってるからすぐ入れるよ」
「助かる。お前も早く脱げ。手伝ってやろうか?」
「い、いいよ自分で出来る!」
ルーナは子供のようなセリフを吐きながら子供のように頬を膨らませて服を脱ぎながら浴槽へと行ってしまった。
リヴァイは自然と口角が上がるのを抑えられない。
もう2週間もルーナと肌を合わせていない。
こんなに間が空いたのは久々だ。
早く抱きたい…
リヴァイはすでに淫靡な欲望が猛っていた。
ルーナは湯船に浸かりながら、熱いシャワーに打たれているリヴァイをジッと見つめた。
相変わらずの締まりきった全身の筋肉。
上を向いて目を瞑っている白くて美しい顔から弾け散る雫がその色気を強調している。
シャワーに打たれながらザッと手で髪をかきあげる色気のある仕草も久々に見られてルーナの子宮も疼き出していた。
「もう…早くこっちに来てよリヴァイ…」
そんな呟きはもちろん今のリヴァイには聞こえているはずはなくて、体の隅から隅まで丁寧に洗っている。
ルーナはその様子を、浴槽に両腕をつき、そこに顎を乗せながら気長に待っていた。
しかし今日も相当疲れていて、瞼が重くなりついには目を瞑ってしまった。