Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛
第44章 悪魔の誘い
「…そ、そうだったのか…それでお前は今日何しにここへ来たんだリヴァイ?まさかここのもの全部没収とかそんなこと言い出すんじゃないだろうな?」
「…そうしたいのも山々だがなダミアン。あいにくそれは俺の仕事じゃない。」
そう言って壁際の棚中に置かれている数々の薬を見ながら苦い顔をする。
「ならよかったよ!じゃあ普通に買い物に来てくれたわけだ!やぁ〜嬉しいよ!そうそう、あれどうせお前のことだろ?!人類最強の兵士って!」
「チッ、相変わらずうるせぇ奴だ…」
「え〜どっしよっかな、サインもらっといた方がいいよなぁ。で、この辺りに飾って…」
全く人の話を聞かずに一方的に1人で会話を進められ、リヴァイは不機嫌そのものの顔で押し黙る。
「あーごめんごめん!買い物に来たんだったよね!やっぱり地上で普通の女を抱くのに飽き飽きしちゃったんでしょ!?兵士なんかやってたら尚更刺激が足りなすぎるんじゃない?!…とすればやっぱりこれかなー、あ、これもいいかな、それから…」
ダミアンが目の前にどんどんと錠剤や瓶を置いていく。
そして息付く暇もなく、一つ一つ説明をしていくものだから、本当にこいつは呼吸をしているのか?という疑惑まで湧き上がってきてしまう。
「これは女に飲ませるともうヤバいんだ、乱れに乱れてイキっぱなし。こっちは即効気絶しちゃってやり放題、これは足りない足りないって悶えっぱなし咥えっぱなしらしいよ、なんか怖くて俺は試してないけど。はは」
「…ゲス野郎が…」
「あ、これとかも凄いんだ、ほんの少しで1日中細胞暴れてやりっぱなしじゃないと気がすまない。あーでも間違っても自分には使うなよ!男が使うと逆にすぐ発射しちゃってそのあと役立たずに…あ、でも」
「おい、ダミアンよ…」
「やっぱり探してるのは自分に使う方だった?!
まだ若いから勃起力は正常?まさか早漏で悩んでる?!それとも遅漏?!でも大丈夫!どちらにも効くやつあって…えぇっと…これだ!」
「おい!!」
リヴァイの一喝でようやくダミアンの弁舌が止まった。