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Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛

第41章 光と闇


「んん……」

リヴァイの舌が口内で蠢き、それだけでまた子宮が疼いてきてしまう。
脳を蕩けさせるような快感が情欲を煽り、思わずまたこのまま体を預けてしまいそうになる。

「…っ…ん…っだ、だめ…」

ルーナはなんとか懇親の力で顔を逸らし、リヴァイの頬を両手で引き剥がした。
とてつもなく不機嫌そうなリヴァイがこちらを見下ろしている。

「…なんだよ。じゃあ俺が手伝ってやらなくても、大人しく眠れるんだな?」

「・・・」

ルーナは押し黙ってしまった。
正直言って、今夜は本気で眠れる気がしない。
頭が冴えすぎているし、恐怖と不安でいっぱいだ。

もしも明日、目の前の人に何かあったら?
リヴァイは強いから、命は助かるかもしれない。
でも、ハンジやエルヴィン、ほかの皆の命が無事に帰ってこない確率の方が遥かに高いだろう。


何も言わずに泣きそうな顔になっているルーナの頭をリヴァイが優しく撫でる。

あぁ…
そんなに優しい顔をしないで…
このままだと私はあなたを引き止めてしまう…
離れたくない、行かないで、と我儘を言って
あなたを困らせてしまう…



「リヴァイ…お願いがある…」

リヴァイの目が細まり、ルーナの潤んだ瞳を見据えた。

「なんだ?やっぱり気失うまで俺に抱かれる気になったか?」

「違うっ」

ルーナが少し声を大きくした。
その顔はあまりにも真剣で、そしてリヴァイの頬に添えている手が震えている。
リヴァイはそんなルーナの顔を真剣に見つめ直し、乱れた前髪を耳にかけてやる。
そして、もうこれ以上ふざけるのはやめようとため息を吐いた。


「どうしたんだ」


ルーナは下唇を噛んで何かに耐えるようにリヴァイを見たかと思えば、視線を逸らし、そしてまたリヴァイを真っ直ぐと真剣に見つめた。
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