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Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛

第38章 溺れて沈む


ルーナ!!!!


沈んでいくルーナの手を掴もうと必死に手を伸ばす


ルーナもそれを掴もうと必死に腕を伸ばしてくるが、
ギリギリのところでなぜだかその手がとれない。



ルーナはそのままどんどんと下へ沈んでいく


待ってくれ、ルーナ…

上がってきてくれ頼む!



リヴァイはルーナを深くまで追いかける。



あと少し…


あと少し…



ルーナ…



ルーナの下がりそうな手の指に、自分の指が触れる。

それと同時にその手を掴むとグッと自分の方へ引き寄せた。


しかし
水圧と、下から吸い込まれる何かに抗えず、
上に登っていけないのだと悟る。



だからルーナをきつく抱き締める。

きつくきつく、二度と離れないようにきつく。




そしてそのまま2人で奥底へと深く沈んでいく。




ルーナ…


溺れる時も沈むときも
俺と一緒だ



だから大丈夫だ



お前がどこまで深く飲まれようと離さない。




俺とこのまま


こうしてどこまでも…


2人だけで…



下へ下へと
終わりのない奥底まで…



ずっと…
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