Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛
第37章 エゴイスト■
「っ…はぁ…ぁ…ルー…ナさん……」
クラムが覆いかぶさり、頭を包み込みながら律動を早めていく。
その度に激しく体を揺さぶられ、そして最奥まで打ち付けられる。
「っ…っ…リヴァっ…イッ…」
意識を失いそうになりながらも、なぜかその名前だけが無意識に漏れてしまう。
「もう…その名前言うのっ…やめっ…てくださ…」
力強く腰を打ち付けられ、そして唇を塞がれた。
リヴァイ…
リヴァイ…
愛してる…
その言葉は全てクラムの口の中へと飲み込まれていく。
ギュッと背中に手が回り、隙間ができないよう体が密着させられ、肌が打ち付けられる卑猥な音がひたすら鳴り響く。
意識が何かにじわじわと持っていかれていく感覚がし、
また絶頂を迎え、それと共に、クラムのモノをキツく咥えこんだ。
「っ!ぅ……」
そのせいか、クラムが小さく口内で呻き声をあげた。
ドクドクと子宮に注がれるそれは、欲望の象徴だけではない。
愛しさだけでもない。
虚しさ、切なさ、やるせなさ、情けなさ、…
絡みあってほぐれない全ての感情が底へと一気に放出された。
意識を手放しそうになったルーナだったが、
子宮にそれが流れ込んできた瞬間にまた現実に引き戻される。
薬は切れていないはずだが、僅かに残った意識だけをなんとか絞り出す。
少しだけ、体が言うことを聞いてくれた。
自分に覆いかぶさっているクラムの胸を押す。
するとクラムは明らかに理性を失っているような目でルーナを見下ろすと、ゆっくりと一物を抜き、そして体を離した。