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Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛

第37章 エゴイスト■


ついにクラムが自分の一物を差し入れた。

それだけでルーナはビクンと体をしならせ、また果ててしまった。
目の端に火花が飛び散り、ナカの収縮がありえないほどのスピードで繰り返されるのが分かる。

クラムのものがゆるゆると抜き差しされる。


やめて


そう言いたかったし、抵抗したかった。


それができないのは薬のせいだけではない。



クラムに一気に叩きつけられた自分の愚かさに気付かされ、心が壊れそうになるくらいにバキバキと音を立ててヒビが入った気がしたからだ。


それを今すぐにでも誤魔化したかった。
快楽に溺れて、少しでも忘れたかった。
目を背けたかった。



じゃないと本気でおかしくなりそうだった。
正気を保っていられなくなりそうだった。

いや、

もうとっくに保てていなかったかもしれない。


でも今はこうして溺れていたい…

与え続けられるこの快楽に…

死ぬほど溺れて


いっそのこと、


心のヒビを全て消え去ってくれるほどに


握り潰してほしい…


壊して

粉々にして

握って

潰して


そして






赦してほしい…
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