Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛
第37章 エゴイスト■
噛み付くように胸の飾りに吸い付き舌で転がすと、ルーナの震える手が後頭部に置かれた。
クラムはその手を掴むと、指を絡ませながらルーナの顔の横へ沈める。
ひたすら胸を愛撫したあと、また深く濃厚なキスを落とす。
ルーナは度々嫌がるように首を降ったが、顔を火照らせ、息を荒らげているその姿は明らかに感じているようで、官能的すぎる卑猥な光景だ。
クラムもうとっくに下半身が疼いていた。
ルーナの下に手を滑らせ、優しく指を添えると、そこはもう湧き出る泉のようになっており、自分でこんなに感じてくれているのだと口角が上がる。
「ルーナさん…優しく、しますから…」
微笑みながら脚を開かせ、そして内ももを舐めながら蜜壷に指をさしいれる。
「んっ…は……ぁ…」
ルーナが身を強ばらせ、中に入り込んでくる異物をギュッと締め付ける。
ぐるりと指を回せば、さらにドクドクと溢れ出し、クチュクチュと卑猥な音が、静かな部屋に鳴り響く。
それだけでも、クラムは満足だと思ってしまうほどに、目の前の女は快感を感じているのだと理解した。
ゆるりと指を引き抜くと、クラムは再度ルーナに覆いかぶさる。
頬を包んで唇に軽いキスを落とすと、耳に口を這わせながら静かに囁いた。
「ねぇ……ルーナさん…
悲しいことも辛いことも悔しいことも全部…忘れてしまいたいと思うことってありませんか?たとえそれが…必要な記憶だったとしても…
一時だけでも全てを忘れて…快楽だけに溺れたいと思うことは……ないですか…?」
ルーナは耳元から鼓膜に届くゾクゾクとした息遣いとその囁きに、ゆっくりと首を縦に振った。
その様子に、クラムは目を細めて優しい笑みを浮かべ、脱ぎ捨ててある自分の服から何かを取りだした。