Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛
第7章 第32回壁外調査
すると、
「イザベル、ファーラン、行くぞ!」
というリヴァイの声が聞こえフラゴンの止める声を聞かずに3人は馬で掛けていってしまった。
「あいつらめ...!」
「待ってフラゴン、大丈夫。あの子たちなら。」
ルーナの声にフラゴンは口を閉ざし、3人に目をやると、
イザベルとファーランが巨人の両脚を素早く削ぎ、リヴァイが物凄い速さで巨人の急所を捉えた。
あっという間に20m級を一体討伐してしまったのだ。
「ふざけるなよ...」
呆気に取られたフラゴンが悔しそうに呟いた。
周りにいた兵士たちも口をあんぐり開けて目を見張っている。
遠くで見ていたエルヴィンは
「やはりその翼は本物か...」
そう言いながらリヴァイの背中の自由の翼の紋章を見つめた。